休みたいのに、休めない。なぜ?

「今日は休もう。」
そう思って迎えた休日。

でも、ふーっと座った途端、
頭の中に次々とタスクが浮かんできませんか?

「そういえば、あれを片付けておかないと」
「前からやろうと思っていた勉強しないと」
「仕事のメールだけ確認しておこうかな」
SNSも更新した方がいいな」
「買い物にも行かな」
「ごはんも作らないと」

本当は休みたかったはずなのに、
気づけば一日中動き続けている。
そんな経験はありませんか?

休めない人は「休みたくない人」ではない

本当は休みたい。
でも、休めない。
そこには、心の仕組みが関係しているように思います。

責任感が強い人ほど、知らないうちに
「休んでいい条件」をたくさん作ってしまっています。

仕事が終わったら。
家事が終わったら。
メールを返したら。
勉強をしたら。
気になっていたことを片付けたら…。

「全部終わったら休む」で休めたことはありますか?

翌日には、また新しい「やること」が始まります。

つまり、「休んでいい条件」は、
いつまでたっても満たされないのではないですか?

さらに、頑張ることが得意な人ほど、
「もう少し頑張れば終わる」
「これくらいならできる」
と、自分を励まし続けます。

その姿勢は、仕事では大きな力になります。

でも、心が疲れているときまで同じ方法で乗り越えようとすると、
少しずつ苦しくなってしまいます。

休めないのは、意志が弱いからでも、時間がないからでもない

「休んでもいいんだよ」と、
自分に許可を出せなくなっているのかもしれません。

そして、その許可を出せない理由は、
「もっと頑張らないと」
「こんなことではダメ」
「全然足りてない」
という、自分への厳しさなのかもしれません。

もし今、「休みたいのに休めない」と感じているなら

一度だけ自分に問いかけてみてください。
今日やろうとしていることは、
本当に今日でなければダメですか?

それとも、
休んではいけない理由があるのですか?

休むことは、ご褒美ではありません。
すべてを終わらせた人だけに与えられるものでもありません。

疲れたから休む。
なんなら、疲れる前に休む。
それだけで、十分なのです。

休むことは「怠けること」ではなく、
自分を大切にする時間だということを
どうか知ってもらえたら嬉しいです。

寺島 渚紗