「減酒ラジオ」って、どんなん?

「なぎさの減酒ラジオ」を聴いてくださり、
ありがとうございます。しゃべりのプロでもない私の話を聴いてくださる方、
一緒に収録してくれる大阪のオッサンたち、たしなみ女子さん、
編集や配信まで手がけてくださるオッサン、
たくさんの方に応援してもらっていることを
とてもありがたく感じています。

今回は、そんな「なぎさの減酒ラジオ」で、
私が大切にしていることについて書いてみたいと思います。

「お酒をやめましょう」と言わない

もちろん、心や身体の健康を長期的に考えると、
お酒の量が多くなっているのであれば、
できるだけ早い段階でお酒を減らしたり、
必要に応じてお酒をやめたりすることは大切だと考えています。

それでも、「お酒をやめましょう」とは言わない理由があります。

「お酒をやめましょう」と言われるだけではやめられない

かつて、私自身もお酒の飲みすぎに悩んでいました。
当時の私は、この悩みを誰にも言えませんでした。

「ちょっと飲みすぎているかもしれない。」
そんな一言すら、なかなか言えませんでした。

今振り返れば、もっと早く誰かに相談できていたらよかったのかもしれません。
自分自身で「私は飲みすぎている」と認められていたら、
もう少し早く何かを変えられたのかもしれません。

でも、あの頃の私には、お酒が必要だった

仕事が終わったあと、ようやく緊張をほどくため。
嫌なことを手っ取り早く忘れるため。
一日の終わりに、「もう頑張らなくていい時間」をつくるため。

お酒が、私を支えてくれていた部分もありました。

だから私は、当時の自分に、
「お酒やめよう」「なんでそんな飲むん?」
と責めるような言葉をかけたいとは思いません。

それよりも、
「それだけ頑張ってたんやね」
と認めてあげたいと思っています。

だからこそ、「なぎさの減酒ラジオ」でも、
お酒を飲んでいる人を責めたくありません。
「また飲んでしまった」
「減らせなかった」
「自分は意志が弱い」
そうやって、すでに自分を責めている人に、
さらに「飲んではいけない」と言いたくないのです。

どうして今、お酒が必要なのか、一緒に考えましょう

疲れているのかもしれない。
緊張が続いているのかもしれない。
誰にも言えない気持ちを抱えているのかもしれない。
毎日頑張りすぎて、自分が疲れていることすら
分からなくなっているのかもしれない。

そこに気づくことも、減酒の大切な一歩だと思っています。

これからも同じように飲み続けますか?

過去や現在の自分を否定しないことは非常に大切です。
しかし、これからも同じように飲み続けることとは、別問題です。

「あのときは、お酒が必要だった」
そう認めながら、
「でも、これからの自分はどうしたいんやろう」
と考えることはできます。

短期的には、お酒が自分を助けてくれることもあります。

でも、5年後、10年後の自分の心や身体のことを考えたとき、
今、お酒との付き合い方を見直すことが、
自分を大切にすることにつながるかもしれません。

私は、減酒を「我慢」と捉えたくありません。
過去や現在の自分を責めるためではなく、
これからの自分の心と身体を、今までより少し大切にするために、
お酒との付き合い方を考える。
そんな減酒があってもいいのではないでしょうか。

一人では難しいと感じたときには

「最近、ちょっと飲みすぎていて。」
と誰かに話してみたり、
ラジオにコメントをしてみたり。
その一言が言える場所を作りたいと私は思っています。

「なぎさの減酒ラジオ」を聴いてくださっている方の中にも、
いろいろな方がいらっしゃるでしょう。

すでにお酒を減らしている方。
これから減らそうと思っている方。
まだ減らすかどうか迷っている方。
あるいは、何となく聴いてくださっている方。
どんな方であっても、聴いてくださっていることを嬉しく思っています。

皆さまそれぞれの人生や生活がある。
その中の貴重な時間を、「なぎさの減酒ラジオ」に使ってくださっている。

そのことを忘れずに、
これからも続けていきたいと思っています。

寺島 渚紗